【大規模訪問看護ステーションとしての理論的根拠】

query_builder 2023/07/05
理学療法士
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【大規模訪問看護ステーションとしての理論的根拠】

訪問看護ステーション クリーンケアを働き先として興味のある方向けに、クリーンケアの情報として発信しています。

訪問看護ステーションクリーンケアは大規模訪問看護ステーションです。
6月のご利用者様は112名でした。

今のところ大規模訪問看護ステーションの定義がないので、今回は当社が考える根拠を説明できればと思います。

訪問看護ステーションクリーンケアは、今のところ、訪問看護のみの単独事業所です。
お陰様で、今年の4月で7年目を迎えることができました。
様々な方からのご助力もあり、看護師2.5人から始めた頃より、今では30名近いスタッフに支えられています。
利用者様も増え続け、今では安定的に月に100名を超えられる方がご利用されています。
全国的に見ると、利用者100名以上の訪問看護ステーションは約2割程度になります。
この数字を更に掘り下げると、併用サービスを抱合せの運営しながら訪問看護ステーションを運営している事業所が殆どではないかと考えられます。
ここで言う併用サービスとは、例えば、病院・クリニック、施設運営やケアプランセンター、デイサービス、小規模多機能、ヘルパーステーションなどを指します。

訪問看護ステーション クリーンケアは、これらの事業との抱合わせをすることなく、シンプルに訪問看護一択で各事業所に選んでいただき、現在の規模まで拡大しています。
これに関しては、地域・社会から一定の評価をいただけている証と前向きに捉えています。
実際、厚労省のデータが細かく細分化されていないのが残念ですが、訪問看護事業一択での100名を超える訪問看護ステーションは、実際はほんの数パーセントなのではないでしょうか。

近年では、在宅医療機関の強化に伴い、訪問診療でも治療の幅が広がってきました。
在宅での心不全に対する注射薬の使用や癌の疼痛コントロールや鎮静目的のCSCIなどです。
個人的には外科系の縫合不全の継続処置なども、成熟した訪問看護ステーションと医師の関わりで、在宅医療でも安全に継続できると考えていますし、これは病床の管理・運営上、社会的にも意義深いことかと考えます。

これらの処置の関わりが増えたこともあり、やはり訪問看護は総合力が高くなければ管理や処置が困難であり、つくづく訪問看護ステーションの大規模化や、研修の充足、ICT化が急務と考えさせられます。

全国の、ひと月あたりの訪問看護利用者数のステーション構成割合はおおよそ下記の通りです。
訪問看護ステーションクリーンケアは④にあたり、大規模訪問看護ステーションといえる位置づけにあると言えます。

①利用なし 2.4%
②1〜9人 5.5%
③10~19人 8.0%
④100人以上20.8%
⑤50~99 人 32.4%
⑥20~29 人 10.1%
⑦30~39人 11.0%
⑧40~49人 9.9%

資料:厚生労働省「2021(令和3) 年介護サービス施設・事業所調査」参考

【結論】
訪問看護を就職先として考えるなら、小規模のステーションより、システムが構築されている可能性が高い大規模ステーションがお勧めと思います。
そこが訪問看護単独事業で成功していそうなら、事業として安定した運営で更に安心感があります。
人材をしっかり抱えていることで、オンコールの担当回数は減りますし、オンコールのフォロー体制も期待できます。
ライフワークバランスも相談しやすいのではないでしょうか。

【その他、病院・クリニック運営のみなしの訪問看護事業所の推移】 

厚労省のデータにより、病院・クリニックが運営する全国的な訪問看護ステーションは年々、明らかに減少しています。
個人的な見解ですが、これはやはり、病院やクリニックの運営スタイルと、訪問看護の働き方や雇用の在り方にギャップがあり過ぎることです。人材の確保困難や、ビジネスとして、自由度が少ないことも原因として挙げられます。
病院・クリニックの運営と訪問看護事業は全く異なるので、運営バランスがとれないのです。

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